ヒルドイドの不適正使用!美容目的で使う人は子供の敵
スポンサーリンク
ヒルドイドの適正使用に関するお知らせについて発表されました。
スポンサーリンク
マルホ株式会社(以下、マルホ)は、マルホが製造販売する「ヒルドイドRクリーム 0.3%」「ヒルドイ
ドRソフト軟膏 0.3%」「ヒルドイドRローション 0.3%」(以下、ヒルドイド)を含むヘパリン類似物質製剤に
ついて、一部の雑誌やインターネット上に、美容目的での使用を推奨していると受け取られかねな
い記事の掲載を確認しています。
マルホは、これまでヒルドイドに関するこのような記事を確認した場合、その都度、発行元・配信
元に対して、ヒルドイドをあたかも化粧品等と同様のものであるかのように紹介することは控えて
いただくよう要請してきました。また、併せて、医薬品の適応外の使用を推奨することは、医薬品、
医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、薬機法)に抵触するおそ
れがある旨も注意喚起しています。
引用
https://www.maruho.co.jp/release/nek5p40000002jko-att/20171018_pr_jpn.pdf
何が問題視されているかと言うと・・・
検索した所
見てもらえば分かると思いますが、
色んなブロガーがヒルドイドを美容目的で紹介していますね・・・
今回問題になった原因が
「美容目的」と言う事になります。
あくまで、医療目的に処方しているにも関わらず
「美容目的」で使用する方が増えているようです。
綺麗になるためには手段を選ばない方が増えていて、
モラル、ルールもへったくれもない状態となっております。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
なぜ美白目的で使用している人が敵になるかと言うと?
健康保険組合連合会が「政策立案に資するレセプト分析に関する調査研究Ⅲ」について
発表をしました。ヒルドイド保湿剤について記載されています。
スポンサーリンク
(文献調査)
日本で保険収載されている保湿剤は英・仏・米では保険収載されていない
薬剤である○白色ワセリンは第3類医薬品、ヘパリン類似物質・ヘパリンナト
リウムは第2類医薬品として入手可能である○診療ガイドラインで保湿剤の使
用(併用)が強く推奨されるアトピー性皮膚炎等の患者に処方されている一方、
現状では処方薬による保湿の必要性が低いと考えられる患者(その他の外皮用
薬や抗ヒスタミン薬の処方がなく、かつ傷病名称が皮膚乾燥症のみ)に対して
もヘパリン類似物質や白色ワセリンが単剤処方されている○数年前から現在に
至るまで、美容目的で「皮膚乾燥症」のレセプト病名でヘパリン類似物質の単
剤処方を受ける患者が増加している可能性がある-ことが示された。
分析結果に基づく政策提言
外来診療で皮膚乾燥症に対して保湿剤(ヘパリン類似物質または白色ワセリ
ン)が他の外皮用薬もしくは抗ヒスタミン薬と同時処方されていない場合には、
当該保湿剤を保険適用から除外する。
中長期的には、海外の保険収載の状況や一般用医薬品の流通状況等を踏まえ、
保湿剤の処方そのものを保険適用外とすることも検討すべきである。
引用:「政策立案に資するレセプト分析に関する調査研究Ⅲ」 健康保険組合連合会
http://www.kenporen.com/include/outline/pdf/chosa29_01gaiyo.pdf
保湿の必要性が低いと考えられる患者がヒルドイドを処方が増えていると記載されています。
簡単に言えば、悪用ですね。
悪用が原因で、一部保険適用外になる可能性が出てきたのです。
一部の美容おばさんのせいで、小さい子供が使用するヒルドイドも保険適用外になる
可能性が出てきたのです。
違法を助長するような記事は謹んでほしいものですね・・・
結果今後
本当に必要な方が
ヒルドイドの負担額が増える可能性が出て来ました。
本当に必要な方のために行き渡る様にしましょう
小さい子供が負担するのは本当におかしいよね
厚生労働省はヒルドイドの制限を見送るを決めた